僕が見たかったのは。

究極の自由を求めるPEPEの大冒険

中華が一番上手い説。

放浪旅57日目(5月5日) 

 

朝の5時に隣で寝てたホームレスが警察に叩き起こされ追い出されてたやり取りで目が覚めた。

 

椅子の上で寝ていたせいか身体中が痛い

 

それに寝ぼけてたから何がどうなってんのか分からなかった。

 

その警察はホームレスを追いやった後に僕らの場所にきた。

 

僕は無理やり寝たふりをし、セイゴさんに対応を任せその場を何とかやりきった。

 

何だかチケットを持っているかどうかを警察がセイゴさんに聞いていたがその後のことはあんまり覚えてない。

 

まぁ無事に乗り切ったからよしとしよう。

 

ただこれ以上寝てまた警察にチケット確認されたら言い逃れは出来ないから僕らは少し早いが空港を出ることにした。

 

外はかなり寒く体は椅子に座って寝たせいか重い

 

アメリカ横断旅の中でも1番の寝心地の悪さだった。

 

とりあえず僕らはキックボードで最寄りのマクドナルドまで向かうことにした。

 

ここから3キロくらいだった。

 

きっとこれが最後のセイゴさんと行くマクドナルドになるだろう。

 

ふと寂しくなり二人の旅が終わったんだと実感した。

 

マクドナルドに着くと最後だからといって特別な事はなくいつも通りグダグダして過ごした。

 

いやぁ実感がない。。

 

アメリカ横断達成して毎日通ったマクドナルドもこれが最後だ。

 

まぁこんなもんかな。

 

そうして僕達はしばらく滞在した。

 

今日はセイゴさんが最後にカウチサーフィンで宿を確保してくれたおかげでゆっくり出来る。

 

最後にご褒美って感じかな。

 

散々ヒッチは苦労してきたけどセイゴさんのカウチの勝率は最初から最後まで100%だったな笑

 

ゆっくりと計3時間くらい滞在した後は駅に向かい電車に乗りオークランドの中心地に戻った。

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お昼くらいからホストの家にいってもいいとの事なので街でしばらく時間を潰すことにした。

 

オークランドはサンフランシスコから電車で15分くらいの距離だけど凄く落ち着いたような感じの街並みだ。

 

もちろん好きか嫌いかと言われたらNOだけど。

 

適当にキックボードを乗り回し時間を潰しホストの家まで向かった。

 

今回止まるホストはカウチのレビューが150件くらいつていた。

 

逆にレビューがありすぎて心配になったけどそんな必要はなかった。

 

ホストはジョンだった。

 

写真とり忘れました。。

 

建設関係のマネージャーをしているらしい。

 

以前はサンフランシスコに住んでいて最近この辺りに引っ越してきたそうだ。

 

何であんなにゲストを引き受けているか聞いてみると、

 

自分は仕事で忙しく旅ができないから代りに泊めたゲストから話を聞くそうだ。

 

ふーん、それでも話しを聞くだけじゃつまらないだろうなぁって思った。

 

だが普通は今の僕みたいに長期間旅をする事は出来ない。

 

歳を重ね仕事があれば休めないし、それなりの地位に立ったら尚更だ。

 

きっとこの先僕にも訪れる課題になってくるだろうけど今は考えない。

 

その時になったら考えよう。

 

彼と雑談した後は部屋に入り荷物を置き飯を食べに街へ出かけた。

 

そういえば昨日オークランドについた時に鍋の食べ放題のお店を発見したからそれを食べに行こうとセイゴさんに提案し、店を探しにいった。

 

結局どこにあるか分からず見つけるのを諦めて中華街へと足を運んだ。

 

足を一歩踏み入れるとそこからは一気に空気が変わった。

 

そこにいる人間。

 

そこにあるお店。

 

全てが中国のものへと変わった。

 

こんなに変わるものか?

 

ほんの一歩外に出ると白人が多く行き交うアメリカの街にポツンと中華街が広がる。

 

実に面白い。

 

元カノとメルボルンの中華街を散策した時も同じ衝撃を受けたが、そもそもメルボルンはどこに行っても中国人が多かったからあんまり驚きはしなかったけど、ここはいきなり雰囲気が変わったもんだから驚いた。

 

久しぶりのアジアチックな感じかセイゴさんはテンションが上がってた。

 

少し散策してみると何やら良さげな中華のTake awayのお店があったから入ることに。

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アメリカ来てから初めての中華。

 

きっと食べるチャンスはあったんだろうけど観光してなかったから叶わなかった。

 

ランチボックスで3種類自分の好きなものを選ぶスタイルだ。

 

酢豚や角煮やらチャーハンやらヌードルなんかがあって好みのものをボックスに入れてもらえる。

 

ここは地元の中国系の人達にも愛されていたせいか常時お客さんが入っていた。

 

アメリカやカナダでは主流で一般的なスタイルだそう。

 

僕が選んだのはこれだ。

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結構ボリューミーだし味も上手い。

 

いや、上手いどころじゃないな。

 

半端ないぞ。

 

なんやかんだアジアの料理がお口に合うのね。

 

満腹になりご機嫌になった僕らは薬局でお菓子や飲み物を買いホストの家へと戻った。

 

家に着いた時は彼はいなかった。

 

鍵を渡してくれたので中に入り溜まりに溜まってる洗濯物を洗った。

 

その後は部屋で動画でも見ながらのんびりしようかと思ったけど、気が付いたらあっというまに寝ていた。

 

そして彼が帰ってくる丁度前に目が覚めた。

 

彼は日課のランニングに出かけるそうだ。

 

それが終わったらご飯を一緒に食べに行こうとの事なので、そうすることに。

 

部屋で彼の帰りを待ちつつ日記を書いた。

 

そして彼が帰ってきて早速向かった。

 

正直ランチで食べた中華でまだ腹が膨れてたけどお店の前に着いたら腹が減った。

 

なんだか良さそうな感じ。

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中に入ると少し寂れた感じがしてよかった。

 

トリプルポークサンドイッチとパッションフルーツサワーを頂くことに。

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これがまたうまかった。

 

ご飯を食べながら色々な話をした。

 

だが正直あんまり覚えてない。

 

というのも彼の話はあんまり興味が出るような話じゃなかったし、僕らの話もあんまり聴いている感じには見えなかった。

 

同じ事を2回聞かれたり本当に僕らの話を聞いてのかなー?って思う部分があった。

 

カウチサーフィンをしていると実に色んな人がいる。

 

物凄くホスピタリティーが高い人もいれば、少し無愛想な人もいる。

 

彼は丁寧で親切なんだけど、どこかそっちのけな気がする。

 

泊めさせていただいてご飯もご馳走になってるのに何を言ってるんだってってなるけど、すみません。そう感じてしまいました。

 

まぁ実際本当に交流とか抜きに好きなようにやってって感じの人もかなりいるらしいから、彼もそのジャンルなんだなぁって思った。

 

そして僕らは家に帰った。

 

シャワーを浴び部屋に戻りグダーッとした。

 

疲れがウンと溜まってるなぁ。。。

 

さて、明日はどうしようかな。

 

続く。