クラブミュージックは嫌い
放浪旅54日目(5月4日)
朝の9時に目が覚めた。
何のストレスもなく人の目を気にせずに熟睡する事が出来た。
昨日夜飯を食べた場所から徒歩2分という最高のロケーションだ。
起き荷物を片付けた後はバス停に向かった。
歯磨きや顔を洗いトイレをそこで済まして朝ごはんに昨日の残りのポタトサラダとパンを食べながらバスの時間まで暇を潰した。
1時間後くらいにバスは来た。
僕らはそれに乗り込み30キロくらい離れた隣町まで向かった。
このバスはレイクタホを1周出来るようになってるがオフシーブンの今はほんの少ししか動いてない為に隣町までしか行く事が出来なかった。
1時間の間バスに揺られながら外の景色を眺めた。
僕はこの時間が大好きだ。
特にやる事はないけどぼ〜と座ってる感じが好きだ。
山手線3周くらいなら余裕で出来る自信がある
ひたすら外を眺めてると街が現れはじめ隣町に着いた。
街って言ってもほんと何もない場所でそこはスルーして湖のビーチまだ向かった。
ビーチには季節外れのビキニを着た可愛いお姉ちゃんがいたから、とりあえず目の保養にその姉ちゃんを目視し、日頃の疲れを癒し腰を下ろした。
ここから見える景色はそこそこ綺麗だった。
水は当然アホ冷たく10秒浸かってるのが限界だ。
特にやることもないんで暖かくポカポカしてたから僕は少し横になり寝ることした。
すると15分くらい経った時だろうか、
若者4人集団がガンガンにスピーカーから外国あるあるのクラブミュージックみたいのを流しビーチにやってきた。
こういう品の無いやつらが来るとせっかくの静かで素敵な場所を一気に台無しになる。
よくいる典型的なパターンだ。
自分らがかけている音楽が周りの人にどれだけ迷惑と不快感を与えているが分からないタイプの人間だ
頼むからやめてくれ。
イヤフォンで聞け
結局音楽は鳴り止むことなく、僕らは元いた街に帰ることにした。
行きと同じようにバスを乗り1時間
最初にいた街へと戻った。
戻ると時刻は午後1時前だった
とりあえず僕らは飯を作ることにした
スーパーに行きアジア食材のコーナーを見ていると、味噌ラーメンを見つけたから速攻で買うことにした。
ついでにモヤシやコーンやライスなど必要なモノを購入し公園に戻った
調理する場所は昨日と同じ所だ。
僕らはウキウキしながら味噌ラーメンを作った。
昨日もそうだったけど、ただ公園でラーメンを作ってるだけなんだけどすっごく楽しい。
安物のラーメンだけど特別な気がする
いざ実食。
インスタントライス4袋
う、美味すぎる。
半端ないうまさ
エグすぎるよ。。。
なんでだろう。
なんで外で食べるラーメンってこんなに美味しいんだろう。
本当に美味しかった。
セイゴさんとニュージーランドでシーカヤックトリップをした時もそうだったが、本当に上手い。
とゆう事は外でラーメン二郎を食べたら破壊的な旨さになるのかな?
それとも安いインスタントだからかな?
まぁ美味けりゃなんだっていいや。
そうして僕らは死ぬほど食った。
食べ終わった後は少しギダーを弾いた。
ふと、セイゴさんの方を見ると彼はいつの間にか寝ていた
太陽の日差しがポカポカしていてお腹いっぱいだから僕も必然と眠くなる
気がつくとギターの弦を押さえながらウトウト寝ていた。
本格的に眠くなった僕はマットを広げて堂々と寝た。
そしてそのまま3時間半ほど深い眠りについた。
時刻は6時を過ぎていた。
僕は再びギダーを取り出し歌った。
するとセイゴさんも起き上がりセッションをする事にした。
近くにあったBBQ用の場所に燃えそうな木を集めて燃やし、プチキャンプファイヤーをした。
計約2時間くらいだろうか?
セイゴさんとセッションをしながら火を囲み語った。
実にいい時間だ。
そして9時前には真っ暗になるので今日も再び昨日と同じ場所で眠りについた。
夜ご飯はお昼に食べたラーメンでお腹いっぱいだったから食べなかった。
お休み。