僕が見たかったのは。

究極の自由を求めるPEPEの大冒険

Hello New York

世界一周29日目(4月7日)

 

これは別の4月7日の日記。

 

午後17時の便で台湾から旅立った。

 

ここから14時間半のフライトだ。

 

考えただけで憂鬱になってしまう。

何故なら僕は飛行機が大嫌いだ。

 

でもこれが僕の旅で最後のロングフライトだ。

ここが踏ん張り時だぞ

そう自分に言い聞かせた。

 

いざ飛行機に乗り込む。

 

この瞬間が実は毎回好きなんだよな。

 

なんかこう旅立つぞって感じがしてワクワクする。

それに可愛いキャビンアテンダントが入り口で立っていて席を案内してくれる。

 

それにアジアの航空会社は欧米と比べると綺麗で細身のお姉さんが多いい。

 

そりゃ旅の出だしには最高だ。

 

僕は大きな荷物を持って世界を旅してるんだぜって言いたくなったが辞めた。

 

可愛いお姉さんに案内された通りの場所に向かうと僕の席はあった。

 

席に座り他の乗客が来るのをしばらく待っていた。

 

するとどうだスタッフが全員荷物入れを閉じ始めた。

それにもう他の人が乗ってくる機会はない。

 

ちょっとマジっすか先輩

 

僕は嬉しすぎて一瞬戸惑った。

 

何故なら僕の後ろには誰も座ってなかった。

 

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ウオォォォォォォォォ!!

 

思わず雄叫びをあげそうになった

今年一番のサプライズだ。

 

席を後ろに躊躇なく倒せるのがどれほど楽かと。

隣の人に気を使わずトイレに行けてしまう。

 

何よりも嬉しいのは横になって寝れることだ。

 

僕よりも何十万円と多く払ってファーストクラスの席に座ってるお金持ち共に思いっきりドヤ顔してやりたい気分だ。

 

それにこれから始まる大冒険の前に神様がくれたちょっとしたプレゼントだと思った

 

よし、幸先いいぞ♪

 

おかげで僕は快適な空の旅を送ることが出来て無事に目的地についた。

 

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正確にはまだ4月8日にはなっていない。

14時間のトラベルだったかが時差が12時間くらいあった。

 

台湾を午後5時に出て現地に午後8時に到着だ。

なんだかタイムトラベルしたような気持ちになった。

 

こんなに時差が離れたところに行くのは初めてだったから凄く新鮮だ。

 

アメリカの人気ドラマでHEROSというのがあって

その中に出てくるマシオカさん演じるヒロが時空間を曲げる事ができるパワーを持っていた。

 

そのヒロのセリフを借りて僕は目的地に着いたとき心の中で叫んだ。

 

ヤッタァーー!!

 

少し細かくてメンドくさい入国審査を終えた僕は知り合い合流するために

到着ゲートに向かった。

 

その知り合いとはセイゴさんという方だ。

 

その方との出会い約3ヶ月前にニュージーランドを旅している時だった

 

たまた僕がヒッチハイクをしていたら

セイゴさんも挑戦しようとしててバッタリ出会った

 

これもヒッチハイクの縁ってやつかな。

 

ボクたちはたった数日間だけど一緒に旅をした。

初めて会ったにも関わらず僕達は一瞬で意気投合した。

 

一緒に野宿しながらヒッチハイクで旅をして

シーカヤックで3日間の海旅もした。

 

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それに二人とも音楽が好きだったこともあり

毎日セッションをしてた。

 

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いや〜抜群に楽しかった。

あの日々は間違いなく僕のバイブスは常に満タンだった

 

そんなこともあり今回セイゴさんと1ヶ月間共に旅をすることに決めた。

 

どこを旅するかって?

 

もちろんアメリカ合衆国に決まってるであろう

 

僕はもともとアメリカには全く興味がなかったし行く気もなかった。

 

ただセイゴさんとニュージーランドを旅した時に今までに感じた事のない楽しさを覚えた。

 

それをキッカケにまた今度機会があったら一緒に冒険をしましょうという話になり今回の経緯にいたった。

 

そのスタート地点が僕が今いる場所

 

New York City だ。

 

って言ってもまだ空港だけどね。

 

僕達はこれからニューヨークからヒッチハイクでロサンゼルスまで旅をする。

 

ルートはまだ決めてない。

 

というより2人ともアメリカの事を何にも知らないから拾ってくれたドライバーに基本的に任せるつもりだ。

 

僕はこれを1つの挑戦とする。

 

それに普通にやっては面白くないから

僕はセイゴさんに向かってある事を言った

 

セイゴさん、俺まじでこの旅で1回も宿に泊まるつもりはありませんから。

 

覚悟して臨みましょう

 

そう言うと少しばかり不安げな顔をするセイゴさんの表情が見えた。

 

そりゃ僕だって不安でしかない。

下手したら死ぬ危険性だってある。

 

命より大事なものなんてこの世に1つだってありゃしない。

 

それでも野宿をしたいと思う。

 

もちろん危険なことってよく理解してるし自己責任だ。

 

親にも心配をかけてしまうかもしれない。

 

だけどキャンプをする事によってその場所の自然だったり空気感を味わうことができる。

 

僕は大の自然好きだからその国の自然が溢れたところで寝たいし目覚めたい。

 

その場所をもっとよく知れるしね。

 

まぁ捉え方と価値観は人それぞれですので

意見はどうぞご自由に。

 

あくまで自己責任でやらせて頂きます。

 

 

3ヶ月ぶりの再会を果たした僕達は夜の9時過ぎだってこともありそのまま空港泊をすることにした。

 

時差の関係で寝れるかわからないけど

寝るしか道はない。

 

僕は明日から始まる旅に向けて眠ることにした。