僕が見たかったのは。

究極の自由を求めるPEPEの大冒険

初めまして台湾

 

世界一周20日目 (3月29日)

 

初めてちゃんと書く日記です。

 

深夜2時にマニラからのフライトで

3カ国目となる台湾についた。

 

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夜遅かったし今街に出たところでする事がないから今日はそのまま空港内で眠ることにした。

 

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朝の7時半くらいだろうか、

いきなり大きな声で話しかけられた。

 

50代くらいのオッチャンだった。

 

中国語で話しかけられたから何を言ってるのか1つも分からなかった。

 

僕が日本人である事を伝えると、

そのオッチャンは僕に向かって一言

 

Taxi!?

 

おいおい、客拾うために寝てる奴にまで

声をかけるなんてすごい神経してんなと

思いながら寝袋をバックにしまった。

 

歯磨きをしにトイレに行こうとしたら

隣のカウンターのお姉さんと目が合い、

日本語でSIMカードどうですか?って

尋ねられたから詳しく聞いてみたら、

 

500元(約1750円)で10日間

データ無制限で使えるとの事なので、

受付のお姉さんも可愛かったし僕はそれを買うことに決めた。

 

台湾ではヒッチハイクで移動するし、

運転手とのコミュニケーションも翻訳を

使いながらすればスムーズに行く。

 

しかも1600円だ。

1日野宿すればが余裕で元が取れる。

 

SIMカードを購入した後はさっそく街に出かけることに決めた。

1番大きな駅である台北駅までは電車で

160元(約560円)行けるそうだ。

 

台北駅につくと僕は適当にブラブラと

街を歩き始めた。

 

高い建物にファミマやセブンイレブン

至る所にあった。

 

試しに中に入ってみると日本ほどは

品揃えは良くないが確かに同じだ。

 

なんだか日本に久しぶりに帰って来たのかと思うくらい共通点が多くワクワクしながら僕はしばらく街をあるいた。

 

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街を歩き続けること1時間

僕は西門という所に辿り着いた。

 

見るからに中心街で沢山の若者で

溢れかえって賑わってる

そして当たり前だがどこを見渡しても

アジア人しかいない。

 

2年間オーストラリア滞在中はほとんど

タスマニア島にいたから、

普段からアジア人を沢山見る機会はない

 

実に2年ぶりにアジア人しかいない街に

来たと感じがする。

 

インターネットで少し街について調べてみたら西門というエリアはどうやら日本でいう原宿や渋谷的なものらしい。

 

ハッキリ言って僕は都会には興味ない。

人混みで溢れている地域は基本的に行かないし好きではない。

 

ただここは日本ではない。

 

せっかく台湾に来たのだから若者の街に

繰り出して可愛い女の子でも見て元気だそうって思って行くことにした。

 

実際に歩いて見た回ったが特にやる事が

なかった。

 

日本のモノが多くひたすらに探しては見つけてニヤニヤ鼻の下を伸ばしながら

次を探すっていうのを繰り返した。

 

たださすが若者街だ。

みんなオシャレしてる

 

きっと大きなバックパックを背負って

水着とサンダルを着用してるロン毛は

僕しかいなかったろう。

 

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少しばかりか視線を多く感じた。

 

僕はファッションとは無縁の男なので

良くわからないが1つ凄く気になった

事があった。 それは黒いマスクだ。

 

至る所に黒いマスクを装着してる人が

歩いてる。あれは何なのか不思議で仕方ない。1つのファッションで台湾で流行っているのか?

 

それとも風邪予防のマスクの黒色仕様なのかは僕には分からない。

 

ただもしあれが1つのファッションとして成り立っているのであれば、

僕は一生ファッションとは無縁である

水着とサンダルのスタイルで貫こうって思った。

 

西門には様々な日本食やがあった。

牛丼屋やラーメン屋やどんぶり屋。

ここに全てが揃っていた。

 

中でも僕の心を1番躍らせたのは、

ラーメン花月であった。

 

ラーメン花月と言えば日本のチェーン店のお店で全国色んな所にあるだろう。

決してめちゃくちゃ上手いって訳ではないけど僕にとっては懐かしい思い出の

お店でもあった。

 

高校生の時に所属していた部活の皆んなとよく食べに行った場所だからだ。

当時好きだった焼き飯なんかもメニューの中にあって興奮した。

実に久しぶりに花月を見たせいか高校生の頃の記憶がフワッと蘇った。

ちょうど四年前に卒業した。

僕はそれ以来ほとんどの友達と会ってない気がする。同じ部活で毎日一緒に登下校をしてた友人なんかとも4年間会ってない。

 

今頃みんな何をしてるんだろうって

ふと思ったりもした。

そんな感情になりながら僕は一杯ラーメンを食べて行こうと思い値段を確認したら持ち合わせてたお金では足りなかったから僕はそのまま店を後にした。

 

まぁ、こんなもんかなって。

 

そして少し歩き出すと街中にも関わらず

ローカル食堂みたいなものが至る所にあったのでそこでお昼を食べる事にした

 

いざお店に入ってみると店員さんに

話しかけられたが全く理解が出来ない。

 

とりあえず簡単な中国語で応戦するも

何1つ理解してもらえない。

 

彼女は何を言ってるんだろうと思ったらどうやら注文の仕方を教えてくれてた

(中国語で)

 

だいたいどこの店もそうらしいが、

まず最初にメニュー一覧表みたいな紙を受け取りそこに自分が食べたい品にチェックを入れてカウンターに持って行きお支払いをするという流れだ。

 

凄くシンプルで簡単だ。

ただ1つ忘れてはいけない事がある

 

漢字が全く読めない

 

そうメニューを渡されても写真がなく

漢字で書かれただけだから何が何だか

全く分からない。

 

とりあえず僕は適当に安くて名前的に

美味しそうなのを注文した。

 

どんなものが来るんだろうとワクワクしながら待って出て来たのがこれだ。

 

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うぉ、めっちゃ美味そう!!

 

名前はなんだったか忘れちゃったけど

2つで120元(約420円)

 

値段は申し分ない。

味の方はどうなのかと食べてみたが

 

なんだこれ、クソうめぇじゃねか。

 

ご飯の方は豚の角煮がのっていてこれが

物凄く美味かった。

犯罪的な美味さ。本当に上手い。

ホロホロに柔らかく味がしっかり

 

一瞬で台湾が好きになった。

 

このお昼ご飯がキッカケに僕の台湾料理に対する情熱が湧き、もっと色んなのを食べたいという気持ちにさせた。

 

そしてインターネットで調べると、

台湾はB級グルメが有名で夜になると

夜市といってナイトマーケットが開かれるそうだ。これを知った僕は居ても立っても居られなくなり夜市の事しか考えられなくなった。

 

その後は適当に街を歩いてみた。

これと言って特に見所はない様子

ただの都会で買い物街だ。

 

特にやる事がないと分かった僕は

フライトの疲れもあって腰を下ろして休める公園を探す事にした。

 

西門から歩いて15分くらいの所にその公園はあった。バックパックを下ろした途端に急に眠くなったので夜市が始まる

18時まで寝る事にした。

 

それから3時間後に蚊に刺されるのと同時に僕は眠りから覚めた。

 

時間もちょうどよかったし夜市に向かう事にした。電車で4駅くらいの場所にその夜市はあった。歩いて行こうかと迷ったがそこは甘えた。

 

駅に入り歩いていると流石台湾だ。

至る所にコインロッカーがある。

 

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しかも値段が安い。

1時間10元だ(35円)

 

僕はロッカーの中に無理やりバックパックを詰めて軽装で夜市に向かった。

 

僕が向かった夜市は土林市場といって

台北地域では1番大きい規模らしい。

僕は凄くワクワクして軽い足取りで

散策を開始した。

 

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至る所にB級グルメがあって全部食ってやろうという気持ちにかられたが

流石に一個一個が結構デカイので慎重に

食べたいのを選んだ。

 

まずはじめに地下街に行き適当に歩き回り良い感じの所を探した。

 

ここは客引きというより店員のゴリ押しが非常に強い。

 

どのお店の前を通ってもゴリ押しで勧めてくる感じだ。でも何故か嫌いじゃない

バリ島のクタビーチの客引きとは全然違うから僕は好きだ。

 

あるお店の前を通ったら店のオバちゃんが小籠包というワードを連呼してたんで

凄く気になり立ち止まってみた。

 

そこに立ち止まると、

待ってましたと言わんばかりおばちゃんが来て小籠包美味しいよと言って来たので僕はそれに従ってここで食べる事に。

 

実は僕は小籠包を食べた事がなかった

だからどんなものか分からなくて

おばちゃんに尋ねた。

小籠包って中にスープのやつ?

 

そうするとおばちゃんが満面の笑みで

Yes スープです。

 

僕はそれを頼む事に決めた。

ついでに他のも頼んでみた。

 

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勢い余って3つも注文してしまった。

小籠包が100元

腐豆腐が50元

名前忘れた飯が30元くらい。

 

普通に安いぞ。。

そしてめちゃくちゃ上手い

 

台湾のご飯ってどんなものか今まで

知らなかったけど凄く美味しいんだね。

 

美味しいご飯を食べて幸せになった

僕は電車で台北に戻り、

 

預けてた荷物を取り出し午後お昼寝した

公園に向かってそこてテントを立てた

 

 

お隣にはホームレスのおっちゃんがいて

少しだけ挨拶がてら話して僕は眠りについた。